ニューバランスのスニーカーを選ぶときに、意外と見落としがちなのが「ワイズ(足幅)」という指標です。
足の長さばかり気にしてしまいがちですが、実は幅の合う・合わないで履き心地は大きく変わり、歩きやすさにも直結します。
その中でも“Dワイズ”はニューバランスの幅展開の中でスタンダードとされ、多くの人が取り入れやすいサイズ感として知られています。
細身でもなく広すぎるわけでもなく日常の外出から散歩、旅行まで、幅広いシーンで使いやすいバランスの良さが魅力です。
とはいえ、同じサイズを選んでも、2E・4Eといった広めのワイズでは履いたときのフィット感がまったく変わることがあります。
「自分にはどれが合うんだろう…?」
と悩むのは自然なことですよね。
この記事ではDワイズの特徴をわかりやすく解説しながら、2E・4Eとの違い、ワイズ選びで気を付けたいポイントを整理しています。
さらに、ワイズの違いが理解しやすい代表的なモデルや、購入前に参考になる口コミの傾向も紹介し、靴選びの不安をできるだけ減らせるようまとめました。
ニューバランスを初めて選ぶ方はもちろん、これまで何となくサイズを選んでいたという方にも役立つ「ワイズ選びのガイド」として活用していただければうれしいです。
Dワイズとは?知っておきたい基礎知識と考え方
ニューバランスの靴を選ぶ際、見逃せないポイントのひとつが「ワイズ(足幅)」です。
ワイズは、足の横幅がどれくらいの広さかを示す指標で、アルファベットで分類されます。
サイズ(足の長さ)と同じくらい重要な項目で、履き心地や快適さに大きく影響します。
その中でも Dワイズは“標準幅” に位置づけられており、男女問わず幅広いモデルに採用されているもっとも基本的なサイズです。
細身すぎず広すぎないバランスの取れた幅で「ニューバランスを初めて買うならDを試してみる」と言われるほど、多くの人にとって扱いやすい指標になっています。
また、Dワイズは甲の高さやつま先の形にも比較的マッチしやすいとされ、足全体を自然に包み込むようなフィット感が得られやすい点も魅力。
ブランドによってワイズの基準は異なるものの、ニューバランスのDは安定感と歩きやすさを意識した設計になっているため、幅選びの目安として利用しやすいと言えるでしょう。
さらに海外展開されているモデルでもDワイズが多く採用されているため、同じワイズでもシリーズごとにフィット感を比較しやすく、選択肢の多さから人気につながっています。
Dワイズが支持される理由!選ばれ続ける魅力とは?
Dワイズの大きな特徴は、“足に沿いやすい自然なフィット感” にあります。
足幅が標準~やや細めの人には心地よいホールド感が生まれ、締め付け過ぎることも、逆にゆるく感じることも少ないバランスの良さが際立ちます。
ニューバランスの代表的なシリーズ(574・996・990・2002Rなど)ではDワイズが豊富に展開されているため、デザインや用途に合わせてモデルを選びやすいのもメリットの一つ。
スニーカーを履き慣れていない方でも扱いやすく「まずはDを試して合うかどうかを見る」という選び方も一般的です。
さらに、長距離を歩く場面でも疲れにくく、仕事・普段使い・観光とシーンを選ばず活躍する万能さも人気の理由。
シルエットがスリムに見えるため、さまざまなファッションと合わせやすい点も、多くの人がDワイズを選ぶ決め手となっています。
ワイズの基本理解と計測のコツ
ワイズとは?正確な足幅の測り方
ワイズは、足の親指の付け根と小指の付け根を結んだ幅を数値化し、それに対応したアルファベットを割り当てたものです。
特別な機器を使わなくても、自宅でメジャーがあれば測れるため、購入の参考にしやすいのが特徴です。
より正確に測るには、立った状態で体重が足にしっかり乗っているときに測る のがポイント。
座っている時よりも足幅が広がるため、実際の歩行時に近いデータが得られます。
また、左右の足の幅が違う人は珍しくありません。必ず両足を測り、広い方の足に合わせてワイズを選ぶ ほうが失敗を避けやすくなります。
夕方は足がむくみやすいため、時間帯による変化を考慮して夕方に測定するのも効果的です。
D・2E・4Eの違いを理解しよう
同じサイズでも、ワイズが変わると履き心地が大きく異なります。
| ワイズ | 特徴 | 向いているタイプ |
|---|---|---|
| Dワイズ | 標準幅。 見た目がすっきりしてフィット感も良い。 |
足幅が標準〜細身の方/汎用性を求める方 |
| 2Eワイズ | やや幅広で余裕を持った履き心地。 | 足幅が広め/締め付け感を避けたい方 |
| 4Eワイズ | 非常に広い幅。圧迫が少ない作り。 | 足幅がかなり広い方/むくみやすい方 |
ニューバランスはワイズの選択肢が多いブランドであり、足の形に合わせて選びやすいのが大きな強みです。
可能であれば、同じモデルでワイズ違いを履き比べる と、自分の足に適した幅がつかみやすくなります。
ワイズ選びでありがちな失敗とその対策
よくある誤りが「サイズ(長さ)だけで選んでしまう」ことです。
足の長さだけを基準にすると、横幅が合っていない靴を選んでしまい、歩いているうちに痛みや靴擦れが出やすくなることがあります。
また、短時間の試し履きで判断してしまうことも失敗の原因に。
立つ・歩く・屈むなど、実際の動きを取り入れてフィット感を確かめることで、より適したワイズが判断しやすくなります。
一般的な目安として、横幅が合わない靴は痛みや靴擦れの原因になる場合があります。
横幅が適切でないと、
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指先が圧迫される
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足の外側が擦れる
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かかとが浮きやすい
など、さまざまなトラブルにつながるため、慎重に選ぶ必要があります。
※むくみやすい傾向がある方は、時間帯を変えて試すとフィット感を確認しやすいと言われています。ただし、不調が続く場合は専門家への相談をおすすめします。
Dワイズを採用した代表モデルと特徴
ニューバランスにはDワイズ展開のある人気モデルが数多く存在します。
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990シリーズ … 高い安定感と上質な素材を活かしたロングセラーモデル
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996シリーズ … クラシックなルックスと軽快な履き心地
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574シリーズ … 手頃な価格帯で日常使いに適した万能モデル
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2002R … 現代的なデザインと優れたクッション性を両立
多彩なシリーズにDワイズが設定されているため、ライフスタイルや好みに合わせて自由に選べる点が魅力です。
用途別にみるおすすめのDワイズモデル
● ランニング向け(860・880など)
耐久性・安定感・クッション性がバランスよく備わっており、初心者から日常ランまで幅広く対応。
通気性の良いアッパー構造が蒸れを抑え、快適な走りをサポートします。
● タウンユース向け(574・996・2002Rなど)
日常の服装になじみやすいデザインが多く、どんなコーデにも合わせやすいのが魅力。
歩くシーンが多い日でも疲れにくい構造になっています。
Dワイズを購入するときに気を付けたいこと
Dワイズはラインナップが多く在庫も見つけやすい一方、人気カラーや数量限定モデルは売り切れが早いことがあります。
ネット購入の際は、各モデルごとのサイズ感や利用者のレビューをチェックするのがおすすめです。
可能なら サイズ交換に対応しているショップ を選ぶと安心して購入できます。
利用者の声に見るDワイズの実際の印象
※口コミ内容はあくまで個人の感想であり、効果を保証するものではありません。
良い意見の例としては、
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「自然に足になじむ」
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「細めのシルエットでスタイルよく見える」
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「長く歩いても疲れにくい」
といったものが多く寄せられています。
一方で、足幅が広い方からは「Dだと少しタイトに感じる」という声もあり、足の形によって感じ方が異なることがわかります。
むくみが出やすい場合は、時間帯を変えて試すと違いを把握しやすいと言われています。
Dワイズを快適に履くための工夫
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インソールで足の収まりを微調整
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靴紐の結び方を工夫して甲まわりの圧を調整
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使用後は風通しの良い場所で乾燥させる
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ローテーションして素材の負担を軽減
こうしたちょっとしたケアで履き心地が向上し、靴の寿命も長くなります。
まとめ!自分に合うワイズを知り、快適な一足に出会うために
ニューバランスのDワイズは、多くの人が履きやすい標準的な幅として高い支持を集めています。
2E・4Eと比較しながら、自分の足の形や使うシーンに合ったワイズを選ぶことで、より快適な履き心地に近づきます。
シリーズによってフィット感に差があるため、レビューや公式ガイドを参考にしつつ、実際に履いて確かめる姿勢が大切です。
自分に合ったワイズの靴を選べるようになれば、快適さが向上する可能性があります。
ぜひ、自分の足に寄り添う“ちょうどいい一足”を見つけてみてくださいね。
