風速10メートルって実際どれくらい?体感や外出への影響をわかりやすく紹介!

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生活の知恵

天気予報で「風速10メートル」と聞くと、「ちょっと強いのかな?」と思うものの、実際にはどの程度の風なのか、すぐにはピンとこないですよね。

数字だけではなかなか想像がつきにくいのが正直なところです。

とはいえ、このくらいの風は私たちの身のまわりでも意外と経験しているものなんですよね。

でも「風速10メートル」と言われて、どんな状況をイメージすればいいのかは悩ましいところです。

そこでこの記事では風速10メートルの風がどんなふうに感じられるのか、実際に外出しても大丈夫なのか、また日常生活やレジャー、交通機関にどんな影響があるのかなど具体的にわかりやすく解説していきます!

風速10メートルってどのくらい?実際の感覚や日常への影響をやさしくご紹介!

 

「風速10メートル」と聞いても、実際にどれくらいの風なのか、なかなかイメージしづらいですよね。

でもこの風速は気象庁が定める「ビューフォート風力階級」では“疾風(しっぷう)”という分類に入っていて、それなりに強い風とされています。

たとえば、庭木の枝が大きく揺れたり、池や川の水面にしっかりとした波が立ち始めたりします。

外を歩いていると、向かい風に押されて歩きにくくなったり、傘があおられて使いづらくなったりと、体感でも「ちょっと強いな」と感じる風なんですよね。

さらに、風に舞った砂ぼこりや落ち葉が顔に当たることもあって、場所によっては目を開けて歩くのがつらくなる場面もあります。

電線が音を立てて揺れたり、木が全体的にしなっているのを見ると、「おお、来てるな…」って思いますよね。

高速道路などでは横風の影響を受けやすく、運転中にハンドルを取られそうになることもあるので、特に注意が必要です。

ちなみに、風速10メートルを時速に換算すると、だいたい時速36キロくらい。

車の窓を全開にして顔を出したときの風に似ているとイメージすると、ちょっと想像しやすくなりますよね。

ここで気をつけたいのが風速10メートルという数値が「10分間の平均風速」を示しているという点です。

つまり常にぴったり10メートルの風が吹いているわけではなく、6メートル〜16メートルくらいの風が吹いた結果、その平均が10メートルになっているんです。

加えて「最大瞬間風速」にも注目したいところ。

これは、短い3秒間のうちに吹いた風の平均で、最も強かったときの風速を表しています。

10メートルの平均風速の日でも、瞬間的には20メートル近い風が吹くこともあるので、思わぬ突風には注意が必要なんですよね。

そしてもうひとつ見落とせないのが、風が体感温度に与える影響です。

一般的に風速が1メートル上がると、体感温度は1度下がるといわれています。

つまり、冬に風速10メートルの風が吹いていると、実際の気温より10度も寒く感じることがあるというわけです。

風の冷たさ侮れませんよね。

風速10メートルの日、外での活動はどうなる?シーン別にチェックしてみよう

 

「風速10メートルくらいなら、なんとか外出できるんじゃない?」と思う方もいるかもしれません。

でも実際のところ、このくらいの風が吹くと、屋外の活動にはいろいろと支障が出てくるんですよね。

そこで今回は、アウトドアやスポーツなど、さまざまなシチュエーション別に、風速10メートルがどのような影響をもたらすのかを見ていきましょう。

【キャンプ】

風が強い日はテント設営がとにかく大変。

風速10メートルともなるとテントが風にあおられて形を保てなかったり、ペグが抜けてしまったりと、設営自体が危険になってしまうんですよね。

ポールが折れる可能性もあるので、キャンプは延期した方が無難です。

【登山】

登山では、風速10メートルが「行くかやめるか」のひとつの判断基準になります。

たとえ晴れていても、山の上は平地よりずっと風が強いことが多く、体感温度もぐっと下がります。

防寒対策や風を防ぐ装備がしっかりしていないと危険ですし、場合によっては計画変更も視野に入れたいところですよね。

【自転車】

風が強い日の自転車は本当に注意が必要です。

とくに横からの突風はバランスを崩しやすく、転倒や思わぬ事故につながることも。

風速10メートルでは走行そのものが不安定になってしまうので、無理をせず控えるのが賢明ですよ。

【ランニング】

気持ちよく走れるのは、せいぜい風速4メートルくらいまで。それ以上になると、風に逆らって走るだけで体力を消耗してしまいますよね。

10メートルとなると、呼吸も苦しく感じることがあり、快適さどころではなくなってしまうことも。

【野球・サッカー】

プロ野球では風速だけで試合を中止する明確なルールはありませんが、過去には14メートルを超えて試合が中断されたこともあります。

一方サッカーは風が強くても観客や選手に危険が及ばない限りは続行されることが多いんですよね。

とはいえ、パスやシュートに風が影響する場面もあるので、プレーには工夫が必要になります。

【ゴルフ】

ゴルフにとって風はまさに天敵。強風になるとボールの軌道が大きく乱れますし、グリーン上のボールが勝手に転がってしまうなんてことも。

そうなると、競技自体が成立しなくなる場合もあって、プレーが中断・中止されることもあるんです。

【釣り】

釣りは風の影響を受けやすいレジャーのひとつですよね。

磯釣りや船釣りでは、風速10メートルになると波も高くなり、海の様子が荒れてきます。

こうした状況では、思わぬ事故や転落の危険もあるため、安全第一で中止を検討することをおすすめします。

【実際の体験談から】

北海道のオプタテシケ山(標高2,012m)に春の雪が残る時期に登った登山者の話では、風速10メートルの中で顔の防寒を怠ってしまい、凍傷になってしまったそうです。

風って、ただ冷たいだけじゃなくて、油断すると命に関わることもあるんですよね。

強風の日は気温以上に体感が寒くなることもありますし、突風による事故やケガのリスクも高まります。

外出やレジャーを計画する際は、天気予報で風速もしっかりチェックして、安全を最優先に判断していきたいですね。

風速10メートルの日、交通機関はどうなる?シーン別に影響をチェック!

 

天気予報で「風速10メートル」と聞くと「この風で電車や飛行機はちゃんと動くのかな?」と心配になること、ありますよね。

実際にはこのくらいの風であれば多くの交通機関は大きな影響を受けることなく、普段通りに運行されることがほとんどなんです。

ただし、場所や状況によっては注意が必要な場面もあるので、移動手段ごとに詳しく見ていきましょう。

【高速道路】

風が10〜15メートルほどになると、一部の区間で速度制限がかかる場合があります。

たとえば通常100kmで走行できる道路が風の影響で50〜80kmに制限されることもあるんですよね。

なお、完全に通行止めになるのは、おおむね風速20〜25メートルを超えたときが目安とされています。

【航空機】

飛行機の場合、風速10メートル程度であればほとんど問題ありません。

横風が13メートル、向かい風が25メートルくらいまでは通常の運航が可能とされているんですよね。

なので、この程度の風ではフライトに大きな支障が出ることはないと考えてよさそうです。

【船・フェリー】

海の上では風の強さだけでなく、波の高さや視界の状態なども運航可否の判断材料になります。

そのため風速だけで一概に判断はできませんが、10メートル程度の風でも海が荒れ始めるので、小型の船舶やフェリーでは出航を見合わせるケースも見られます。

【鉄道】

風速10メートル程度であれば電車は基本的に平常運行です。

ただし、橋の上や高架区間など、風の影響を受けやすいエリアでは、運転士が慎重にスピードを調整することもあるんですよね。

風がさらに強まると、点検や安全確認のために一時的に遅れが出ることもあるので注意が必要です。

【バス】

街中を走る一般的な路線バスは、風速10メートル程度では通常通り運行されることがほとんどです。

ただし、高速道路を利用するバスや山間部のルートでは、風の状況によって注意喚起が出ることもありますよね。

運行状況の確認は事前にしておくと安心です。

【車の運転】

風の強い日は、車の運転にも気を配りたいところですよね。特に橋の上や風が抜けやすい開けた場所では、横風にあおられやすくなります。

軽自動車や車高の高いタイプは特に影響を受けやすいので、速度を控えめにしてハンドルをしっかり握って走行するのがポイントです。

風速10メートルというと、日常生活にはそれほど大きな影響がないように感じられるかもしれませんが、交通状況によっては油断できない場面もあるんですよね。

お出かけの際には、天気予報だけでなく、各交通機関の運行情報もチェックしておくと安心です。

雨や雷が加わるとどうなる?風速10メートルの日に気をつけたいこと

風速10メートルといえば、それだけでも体が押されるような感覚になるほどの強さがありますよね。

ですが、ここに雨や雷が加わると、天候は一気に荒れて、外出どころではなくなってしまうこともあるんです。

たとえば、風速10メートルの強風と一緒に雨が降り出すと、「暴風雨」と呼ばれるような状態になります。まるで台風や急発達した低気圧が通過するような天気で、普通の傘では太刀打ちできません。

むしろ、傘をさしてもすぐに裏返ってしまって、かえって危険なくらいですよね。

具体的に言うと1時間に4ミリの雨が降っていると、50cm四方のスペースに30分で約500ml――缶コーヒー2本分くらいの雨が溜まるイメージなんです。

これに風が加わると、服や靴はすぐにびしょびしょになってしまいますし、視界も悪くなるので注意が必要です。

さらに雷まで発生したら、屋外にいること自体が危険な状況になりますよね。

特に開けた場所では落雷のリスクが高まるため、外出はできるだけ避けたいところです。

どうしても出かけなければならない場合は、徒歩や自転車は避けて、公共交通機関やタクシーなど、安全な移動手段を選びたいですね。

こうした荒天時には、日常生活にもさまざまな影響が出てきます。

屋外イベントやスポーツ、レジャーなどは当然ながら中止になることも多く、屋外作業なども危険を伴います。

最近では、気候の変化によって突然の大雨や突風が増えてきたと感じますよね。

だからこそ、日ごろから天気予報をこまめに確認して、風速や雷注意報などの情報にも目を向けておくことが大切なんです。

まとめ!風速10メートルを見くびらず、安全な判断を

風速10メートルというのは、傘がまともに使えなかったり、向かい風で歩くのに苦労したりするレベルの風ですよね。

時速に直すとおよそ36キロほどで、自転車で走っているときに感じる風と同じくらいの速さなんです。

日常生活では少し不便に感じる程度で済むこともありますが、アウトドアとなると話は別。キャンプや釣り、自転車など、屋外でのアクティビティにはあまり向いていない風の強さといえます。

しかも、そこに雨や雷が加われば、外出自体が危険なレベルになります。

無理して出かけるよりも、安全な場所で天候の回復を待つ方が賢明ですよね。

ちなみに、風速10メートルは風力発電にとっては理想的な風とも言われていますが、こういった風が安定して吹いている場所は限られていて、一般的な生活圏では珍しいんですよ。

天気予報で「風速10メートル」と聞いたら、その数字がどんな場面にどう影響するのかをイメージするクセをつけておくと安心です。

「風が強いな」と感じたときには、慌てず冷静に行動できるよう、日ごろから意識しておきたいですね。

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