日々の生活で、子どもたちがいろんなものの数え方に興味を持つこと、ありますよね。
特に海産物の「たらこ」や「明太子」、それに「数の子」の数え方は意外と知られていないものです。
どうやって数えるのでしょうか？
この記事ではなぜ「たらこ」と「明太子」を「1腹」として数えるのかを解説し、子どもたちにも人気の「数の子」の数え方についても詳しくご紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。
たらこは「腹」で数える理由
普段から食べることの多い「たらこ」や「明太子」。
これらの数え方について、皆さんはどうしていますか？案外知らない方も多いですよね。
これらの食品はどのように数えるのが一般的なのでしょうか？
ここからは特に「たらこ」を「1腹」として数える方法を中心にご説明します。
話し言葉では「1本」「2本」と数えることもありますが、
「腹」という単位に馴染みのない方も多いですよね。
たらこの数え方は基本的には以下の通りです。
- 「1腹（ひとはら）」
- 「2腹（ふたはら）」
これは、たらこを産むスケトウダラの卵の束を指しており、通常、産卵時には2本の卵の束が一緒に出るため「1腹」と数えます。
この数え方は、小さな卵粒を一つ一つ数えるのが非現実的なために始まったんですよ。
ただ、日常会話で1腹の半分を「1本」と数えることもよくあります。
商取引などでは見た目の量で確認することが推奨されています。
次に海産物を購入する際は、この数え方を意識してみてはいかがでしょうか？
たらこの重量とその数え方について
まず、たらこの計数法についてお話しした後、次にその重量に焦点を当てていきましょう。
一般的にたらこは1腹約100グラムとされていますよね！その半量、つまり半腹はだいたい50グラムですよ。
市販されているたらこを選ぶ際は、以下のように重量を基に数えることができますよね：
- 100グラムのたらこは、一腹として数えます。
- 150グラムのたらこは、一腹と半腹として数えます。
- 200グラムのたらこは、二腹として数えます。
- 250グラムのたらこは、二腹と半腹として数えます。
- 300グラムのたらこは、三腹として数えます。
取引時には重量をはっきりと示すことが誤解を防ぐために大切ですね。
スーパーマーケットなどでは、たらこのパッケージに重さがグラム単位で表示されていることが多いですよ。
明太子の数え方
たらこを「一腹」と数えるのと同じように、明太子も「一腹」として数えるのが一般的です。
みなさんもご存じの「辛子明太子」はよく「明太子」とも呼ばれますが、実はスケトウダラの卵巣から作られた味付けされたたらこを指すんですよ。
たらこの面白い豆知識
たらこは「赤いダイヤ」とも称されるんですよ。
塩分やコレステロールが高い反面、ビタミンAやビタミンB3（ナイアシン）を豊富に含んでいます。
昭和30年代までは「鱈の子」と一般的に呼ばれていたんですが、「鱈子」という漢字が「たらこ」と読まれるようになったんです。
北信越地方や北海道では、愛らしい「紅葉子（もみじこ）」という名前でも呼ばれていますよ。
数の子の数え方について
数の子は明太子やたらこと同じく、卵の集まりとして知られていますが、数え方には特有の単位があるんですよ。
今回は数の子の計数単位について解説していきますね！
まず、数の子を数える際には「腹」「羽」「本」という単位が使われます。
ただ「腹」や「羽」という単位はそこまで一般的ではなく、
ほとんどの場合「本」が使用されるんですよ。
数の子の場合「1腹」「2腹」という数え方もありますが、これは長さのある卵の塊を2本分として考えるからです。
日常会話では「1本」「2本」という表現が一般的で、店舗によっては1本の数の子を「1羽」と表現することもあるんです。
購入時には、数の子の実際の量をしっかりと確認することが大切ですね。
専門店などの数え方
ちなみに「羽」という単位がなぜ使われるようになったのかというと、築地場外市場のニシンの卵（カズノコ）専門店では、片腹のカズノコを「1羽」と数えるそうです。
これはカズノコが鳥の羽に似ているからとも言われていますが、カズノコが高価であるため少量だけでも気軽に購入できるようにという配慮から来ているんですよ。
なんだか日本のお店の心遣いが感じられるエピソードですよね！
子供への数え方の説明
子供が「たらこってどう数えるの？」と質問してきたことから、数え方を教える話になりました。
たらこはね、「1腹」として数えるんだよ。
「1腹」って、それはどういうこと？
実はね、たらこはスケトウダラの卵で、通常これらの卵は2本つながっているのを
1腹として数えるんだ。
おお、だから「腹」っていうのか！お腹みたいにつながってるんだね！
その通りだよ。
だから卵を一つ一つ数えるよりも、このようにまとめて数えるんだ。
なるほどー！1つ1つ数えると大変そうだもんね。
まとめ
この記事を通じて、日常でよく使われる食品の数え方についての理解が深まります。
特にたらこと明太子は「1腹」として数えるのが一般的で、この単位はスケトウダラが産む卵のセットから来ています。
たらこは平均で100グラムが1腹とされ、半腹は50グラムです。
購入時にはパックのグラム数を参考にするといいですね。
一方、数の子は「腹」「羽」「本」で数えられることがありますが、
「本」を使用するのが一般的です。
たらこや明太子と同様に、具体的な量を確認してからの購入が推奨されますよ。
これらの知識を日常で活用して、正確な数量を把握しましょう。
