地味なんて言わせない!深みのある黄土色の作り方6選|目的に合わせた調色のコツ

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生活の知恵

「黄土色」って聞くとなんだか地味で目立たない色…ってイメージを持ってる方、意外と多いんじゃないでしょうか。

たしかにビビッドな色に比べると派手さはないし、落ち着いたトーンなので印象に残りにくいかもしれませんね。

実際、子ども用の絵の具セットでも、ほかの色より減りが遅い色だったりしますよね。なんとなく最後まで残っちゃう、みたいな。

だからこそこの黄土色には、他の色にはない魅力が詰まってるんです。

たとえば目立つ色を引き立てる“名脇役”として活躍してくれたり、絵全体の印象をやわらかく落ち着かせてくれたりと、意外と重要なポジションを担ってるんですよね。

それに、絵の具の基本12色セットなんかには入っていないことも多いんですが、秋の枯れ葉の色や動物の毛のような、自然で温かみのある表現には欠かせない色でもあるんです。

というわけで今回はそんな黄土色を他の色でどうやって作れるのか、そしてどんなシーンに使えるのかについて、目的別にわかりやすくご紹介していきますね。

イメージに合わせて選べる!黄土色のおすすめ調合6スタイル

 

ひとくちに黄土色といっても、実は作り方ってけっこういろいろあるんですよね。

どの色を組み合わせるか、どんな割合にするかを試してみるのも楽しいものですが、時間がないときやすぐに使いたい場合にはあらかじめ目安があると便利ですよね。

というわけで今回は、目的に合わせて使い分けられる調色方法を6パターンご紹介します!

黄色+赤褐色|温もりを感じる王道の黄土色

まずご紹介するのは、黄色に赤褐色をちょっとだけ加えるシンプルな方法。

いちばんスタンダードな黄土色の作り方といえるかもしれませんね。

この色合い、なんとなく「これぞ黄土色!」って感じがしませんか?

焼きたてパンのふんわりした焼き色とか、動物のやわらかそうな毛並みにもよく合いますよね。秋らしい季節感を出したいときにも大活躍です。

色鉛筆で表現するなら、黄色の上から赤褐色を重ねて塗っていくとほんわかした質感が出て、ナチュラルな雰囲気になりますよ。

水彩やパステルなど、やさしいタッチの作品を描くときにもぴったりな組み合わせです。

配合の目安としては、黄色3に対して赤褐色1くらい。これだけで、なじみやすくて使いやすい黄土色が完成します。

黄色+グレー|落ち着きのあるナチュラルカラーに

もう少しトーンを抑えて、控えめな印象にしたいときには、黄色にグレーを少し混ぜてみるのもアリですよね。

ただし注意したいのはグレーを入れすぎてしまうと、思ったより暗くなって茶色寄りになっちゃうこと。

特に濃いグレーを一気に足してしまうと、明るさを取り戻すのがけっこう大変なんですよ。

なので基本は黄色をしっかりベースにしておいて、グレーはちょっとずつ様子を見ながら加えていくのがポイントです。

グレーは色を一気に落ち着かせる力があるので、全体の色のバランスやまわりとの調和も意識しながら調整したいところですね。

色鉛筆の場合は、重ね塗りによってじんわり深みが出ますし、油絵だとグレーの輪郭が生きてきて、印象的な仕上がりになります。

目安の配合比は黄色4:グレー1くらい。

とはいえ、紙の色やライティングによっても見え方が変わってくるので、あくまで参考程度に考えるといいですよね。

三原色を使ったスタイリッシュな黄土色のつくり方

赤と黄色を混ぜると、まずパッと思い浮かぶのがオレンジ系の色味ですよね。

ここにほんの少しだけ青を加えると、一気にトーンが落ち着いてちょっとくすんだような洗練された黄土色ができあがるんです。

これは「補色同士がぶつかり合ってお互いの鮮やかさを和らげる」という性質をうまく活用したもので、派手すぎず、上品な色合いになるんですよね。

青を入れることで、わずかにひんやりとした雰囲気が加わり、全体的にキリッと引き締まった印象になるのも魅力です。

黄色に黒を混ぜたような柔らかめの黄土色とは違って、どこか都会的でスマートな印象を与えてくれます。

また赤を少し多めに調整すると、アウトドアブランドでおなじみの「タン」に近い色合いになります。「タン」って言葉自体、カタカナで書くとなんだかセンス良さげに感じますよね。

このタン系の色味は、カーキやベージュなどのアースカラーとも相性抜群なので、ナチュラル系のファッションやアウトドア雑貨にもよく使われているのが納得です。

配色の目安としては、赤2:青1:黄3くらいがちょうどいい感じ。

黄色を軸にして、青は少し控えめに調整するとうまくまとまりやすいですよ。

緑×茶色でつくる、渋くてナチュラルな黄土色

ちょっと珍しい方法として、緑と茶色をミックスして黄土色をつくるやり方もあるんですよ。

ただこの2色ってどちらも色味が強めなので、一気に混ぜすぎるとかなり濃く、暗めの仕上がりになりやすいんですよね。

だからこそ、少しずつ調整しながら理想の色に近づけていくのが大事なんです。

うまく調合できれば、ミリタリーテイストを感じさせるような、カーキ寄りの深みある黄土色が完成します。

このタイプの黄土色は、自然の風景を描いたり、アウトドアギアっぽい雰囲気を出したいときにぴったりですよね。

ナチュラルでありながら、ちょっと男っぽさや無骨さもあるので、アイテムに個性を持たせたいときに重宝する色味です。

配合の目安は、緑1:茶色2くらい。

茶色をしっかりベースにして、緑を加減しながら混ぜていくと、ちょうどいい渋みが出てくれますよ。

黄色×ラベンダーで仕上げる、ひと味違う黄土色

ちょっと意外に思うかもしれませんが、黄色とラベンダーを組み合わせることで、黄土色に近い色合いを作ることができるんですよね。

ラベンダーって、淡い紫色のイメージが強いですが、実は赤と青を混ぜてつくられる色なんです。

つまり、黄色とラベンダーを合わせると、赤・青・黄の三原色がすべて揃うことになるんですよ。

この三原色、他の色では代用できない基本の色とされていて、組み合わせ次第でほとんどすべての色を作れると言われているんですよね。

まさに色の“原点”といえる存在です。

ただし、理論と実際はちょっと違うこともあります。絵の具で使う赤や青、黄色は、印刷のシアンやマゼンタ、イエローとは別物なので、混ぜたときの色味も変わってくるんですよ。

黄土色を目指すなら、まず黄色をしっかりとベースにして、そこにラベンダーを少しずつ加えていくのがコツ。

いきなり混ぜすぎると、思った色から外れてしまうこともあるので、慎重に加えるのが安心ですね。

それから、ラベンダーにもいろんなタイプがあって、赤っぽいものと青よりのものがあります。

黄土色に仕上げたいなら、赤味が強いラベンダーを選ぶと、よりイメージに近い色になりますよ。

青味が強すぎると、混ぜたときに暗くなってしまいがちなので注意が必要です。

配合の目安としては、黄色2に対してラベンダー1くらいがちょうどいいバランス。

やわらかく落ち着いた黄土色を出したいときにおすすめです。

オレンジ×カーキ×白でつくる、今っぽくやさしい黄土色

もうひとつのアプローチとしてオレンジにカーキと白を混ぜて、やわらかい印象の黄土色を作る方法もありますよ。

この方法のポイントは白を加えることで全体が明るくなるというところ。白って、色のトーンを一段階上げてくれる便利な色なんですよね。

ただそのぶん、鮮やかさ(彩度)は少し下がっていくので、ビビッドな色合いを求める人には少し物足りなく感じるかもしれません。

でも逆に言えば、それが絶妙な「くすみ感」につながるんです。

最近よく耳にする「くすみカラー」、あれと同じイメージですね。派手すぎず落ち着いた印象を与えるので、ネイルや雑貨、インテリアのアクセントカラーとしても人気なんですよ。

この混色でできるのは、ちょっとくすんだオーカーのような色合い。ナチュラルでありながら洗練された雰囲気をまとっているので、さりげなくおしゃれに見せたいときにぴったりです。

配合の目安はオレンジ2:カーキ1:白1くらい。

オレンジを軸にしつつ、他の色で深みや柔らかさを足していく感じで調整してみてくださいね。

黄土色を作るなら揃えておきたい道具たち

 

黄土色を思い通りに仕上げるためには、どんな色を混ぜるかだけでなく、使う道具も意外と大事なんですよね。

ここでは基本の道具から、表現の幅を広げてくれるちょっと便利なアイテムまで、用途に合わせて準備しておきたい道具をご紹介します。

まずは基本!あると安心な道具とその使い方

パレット
色を混ぜるときに使うパレットは、最初に用意しておきたいアイテムですよね。できるだけ広くて平らな面があるものを選ぶと、微妙な色合いの調整がしやすくなりますよ。

筆とナイフ
筆は塗るためだけでなく、色を混ぜるのにも使える万能選手です。さらに、ペインティングナイフを使うと、硬めの絵の具でもしっかり練り混ぜることができます。均一に混ぜたいときや、色ムラを減らしたいときは、この2つを使い分けるのがポイントですね。

水&スポンジ
筆の洗浄には水が欠かせませんが、水分をうまくコントロールするにはスポンジがあると便利なんですよ。筆先の水分量で発色が変わることもあるので、水加減を調整できると作業がぐっとしやすくなります。

絵の具だけじゃない!クーピーや粘土で楽しむ黄土色

絵の具以外の素材でも、黄土色の表現って意外とできるんですよね。

クーピーの場合
クーピーなら、色を重ねて塗ることで深みを出すことができます。特に細かい描き込みに向いているので、繊細な表現をしたいときにぴったり。紙に色をなじませながら塗り重ねると、より自然な仕上がりになります。

粘土の場合
粘土にアクリル絵の具を混ぜ込んでおけば、立体作品でも黄土色をしっかり表現できます。そこにオイルパステルをプラスすると、なめらかな色のグラデーションも出せるので、平面と立体をまたいだ作品づくりが楽しめますよ。ちょっと高度なアートに挑戦したい人におすすめです。

ポスターカラーを使って質感の幅を広げよう

アクリル絵の具にポスターカラーを加えることで、ツヤを抑えたマットな質感に仕上げることができます。

ポスターカラーは水で溶けやすいのに発色がしっかりしていて、アクリルと混ぜることでふんわりとしたやさしい質感になりますよね。

黄土色を少し明るくしたいときや、落ち着いた雰囲気にしたいときにぴったりの組み合わせです。

さらに、ポスターカラーは乾くのが早くて扱いやすいのも魅力なんです。

ポスター制作やイラストなど、繊細な色表現が求められる場面では、アクリルだけよりも調整しやすいので使い分けると便利ですよ。

まとめ !黄土色で広がる色づかいの楽しさ

黄土色の作り方、いかがでしたか?

想像以上にバリエーションがあって、色を混ぜる楽しさを改めて感じた方も多いんじゃないでしょうか。

黄土色って、地味なようでいて実はとても表情豊かな色なんですよね。

黄色の代わりに使うだけでも作品にぐっと落ち着きが生まれますし、ほんの少し別の色を足すだけで、印象がガラッと変わるのも魅力です。

さらに、どんな色とも馴染みやすいというのも黄土色のいいところ。柔らかくてあたたかみのあるトーンは、全体の雰囲気をやさしくまとめてくれるんですよね。

いろんな調合法を試していくうちに、「これだ!」と思える自分だけの配色がきっと見つかるはずです。

ぜひ気軽にいろんな組み合わせを試して、自分らしい黄土色を作品に取り入れてみてくださいね。

落ち着きの中にほんのり個性が光る、そんな色づかいが楽しめると思いますよ。

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