腹筋トレーニングについて、「何回できたらすごいの?」と気になったことはありませんか。
学校の体力テストやジム、SNSなどで腹筋回数の話題を目にすると、自分のレベルが平均なのかどうか分からず、不安になる人も多いと思います。
腹筋は器具がなくても取り組める分、回数がひとつの指標になりやすいトレーニングです。
一方で、回数だけを基準に評価するのは難しいという側面もあります。
この記事では、
-
腹筋が「すごい」と言われやすい一般的な目安
-
回数を見るときの考え方
-
無理をしないための注意点
を中心に、腹筋トレーニングとの向き合い方を丁寧に解説します。
※本記事は、運動や体力に関する一般的な目安や考え方を紹介するものであり、医学的・専門的な助言を行うものではありません。
体力や運動経験には個人差がありますので、無理のない範囲で取り組むようにしてください。
一般的な目安として考えられる腹筋回数
腹筋の「すごさ」を考えるとき、まず話題に上がりやすいのが回数です。
一般的には、腹筋を20〜30回程度、正しいフォームで続けてできる
という水準に達していると、「平均以上」「ある程度体力がある」と見られやすいと言われています。
さらに、
-
40回前後できる
-
50回以上を安定してこなせる
といった場合、「腹筋が強い」「トレーニングを継続している人」という印象を持たれることもあります。
ただし、ここで重要なのは、これらはあくまで一般的な目安であり、絶対的な基準ではないという点です。
腹筋は動作の仕方によって負荷が大きく変わるため、同じ回数でもトレーニングの強度には差が出ます。
フォームや動作の違いで負荷は大きく変わる
腹筋トレーニングは一見すると単純な動作に見えますが、フォームによって負荷が大きく変わります。
例えば、
-
反動を使って勢いで起き上がる
-
可動域が小さい動作
-
首や腕に力が入りすぎている
こうしたやり方では、回数が多くても腹筋への刺激が弱くなる場合があります。
一方で、
-
ゆっくりとコントロールした動作
-
お腹を意識しながら行う
-
無理のない可動域をしっかり使う
といった腹筋は、回数が少なめでも「しっかり効いている」トレーニングになりやすいです。
そのため、腹筋では「何回できたか」だけでなく「どうやって行っているか」も含めて考えることが大切です。
体力やトレーニング歴による違い
腹筋回数の目安は、体力やトレーニング歴によっても大きく変わります。
運動習慣があまりない人の場合、
-
最初は10回前後でもきつく感じる
ということも珍しくありません。
この段階で「回数が少ない=ダメ」と考える必要はなく、まずは動作に慣れることが重要です。
一方で、
-
日常的に運動している
-
筋トレを継続している
人は、比較的回数をこなしやすい傾向があります。
同じ30回でも、
-
初心者にとっての30回
-
継続している人の30回
では意味合いが異なるため、他人と単純に比較しすぎないことが大切です。
数字だけで判断しないことが大切
腹筋は回数が分かりやすい分、
「多い=すごい」
「少ない=弱い」
と判断されがちです。
しかし、腹筋も体力の一要素にすぎません。
例えば、
-
腹筋回数は多いが全身運動は苦手
-
回数は少なめでも体幹が安定している
といったケースもあります。
また、
-
その日の体調
-
疲労の有無
-
行うスピード
によっても、回数は変わります。
一度の結果だけで評価せず、目安として受け止める姿勢を持つことが大切です。
無理に回数を追いすぎないことも重要
腹筋は手軽に行える分、つい回数を増やそうとしてしまいがちです。
しかし、無理に回数を追いすぎると、腰や首に負担がかかる場合があります。
特に注意したいのは、
-
腰に違和感があるとき
-
疲労が強く残っている状態
-
フォームが崩れていると感じるとき
こうしたタイミングで無理に続けると、不調につながることもあります。
腹筋トレーニングでも、
-
短期間で回数を増やすこと
よりも -
無理なく続けられること
を重視したほうが安心です。
よくある質問(Q&A)
Q. 腹筋は回数が多ければ多いほど良いのですか?
A. 一概には言えません。回数だけでなく、正しいフォームで安全に行えているかが大切です。
Q. 初心者は何回くらいから始めるのが一般的ですか?
A. 体力によって異なりますが、無理のない回数から始め、徐々に慣れていく人が多いです。
Q. 腹筋回数だけで体力は分かりますか?
A. 腹筋は体力の一要素であり、全身の筋力や持久力など、さまざまな要素があります。
他の筋トレ種目とあわせて考える
なお、筋力の「すごさ」は腹筋だけで決まるものではありません。
ベンチプレスやデッドリフト、握力など、他の筋トレ種目にもそれぞれ目安や考え方があります。
あわせて以下の記事も参考にすると、自分の筋力レベルをより立体的に捉えやすくなります。
年齢や性別によって腹筋回数の目安は変わる
腹筋回数の目安を考えるとき、年齢や性別の違いも無視できません。
一般的に、筋力や持久力は年齢とともに少しずつ変化するため、同じ回数でも感じ方や負荷の大きさは異なります。
例えば、
-
若年層では回数をこなしやすい傾向がある
-
年齢を重ねるにつれて回数が伸びにくくなることがある
といった違いが見られることがあります。
また男性と女性では筋肉量や体格の違いから、腹筋回数の平均にも差が出やすい傾向があります。
そのため、腹筋回数を見るときは「誰と比べるか」ではなく「自分の中でどう変化しているか」
という視点を持つことが大切です。
年齢や性別が違う人と単純に比較するよりも、
-
以前より楽にできるようになったか
-
安定して続けられているか
といった変化に注目するほうが、現実的な判断につながります。
腹筋の回数が伸びにくいと感じる理由
腹筋トレーニングを続けていると、「なかなか回数が増えない」と感じることがあります。
しかし、回数が伸びないからといって、必ずしもトレーニングが間違っているとは限りません。
考えられる理由としては、
-
フォームを意識するようになり、動作が丁寧になった
-
ゆっくりしたスピードで行っている
-
腹筋以外の筋肉への負担が減っている
などが挙げられます。
このような場合、回数は一時的に減っても、トレーニングの質自体は向上している可能性があります。
回数だけを基準にせず、「効いている感覚」や「安定感」もあわせて確認することが大切です。
毎日やらなくても問題はない
腹筋は自宅でも行いやすいため、「毎日やらないと意味がない」と思われがちです。
しかし、必ずしも毎日行う必要はありません。
疲労が残った状態で続けてしまうと、
-
腰や首に負担がかかる
-
フォームが崩れやすくなる
といったリスクも考えられます。
体調や疲れ具合を見ながら、
-
休む日を作る
-
回数を減らす日を作る
といった調整をすることも、長く続けるためには重要です。
回数より「継続しやすさ」を意識する
腹筋トレーニングは、短期間で回数を増やすことよりも、無理なく続けられることが結果につながりやすい運動です。
たとえ、
-
毎回20回前後
-
少ない日もある
というペースであっても、継続して行えていれば、体の使い方や安定感は少しずつ変わっていきます。
「今日は何回できたか」だけで判断するのではなく、続けられているかどうかをひとつの評価基準にすると、気持ちも楽になります。
まとめ
腹筋が「すごい」と言われるかどうかは、単純な回数だけで決まるものではありません。
一般的な目安はありますが、それ以上にフォーム・安全性・継続できているかが大切です。
回数にとらわれすぎず、自分の体調やレベルに合ったペースで取り組むことが、結果的に安定した成長につながります。
