山芋って滑らかで独特の食感が特徴で、すりおろすとその風味が絶品ですよね。
皮が硬くて剥きにくいし触るとかゆくなることもありますが、実は皮付きで食べる方法もあるんです。
この記事では山芋を触った後のかゆみ対処法と、皮を活用したお手軽レシピをご紹介しますね。
触った後の山芋のかゆみ、どう対処する？
山芋に含まれるシュウ酸カルシウムが皮膚に刺激を与え、かゆみを引き起こすことがあります。
酢やレモン汁で中和する
アルカリ性のシュウ酸カルシウムは、酢やレモン汁で中和するといいですよ。その後、しっかり水で洗い流すと、かゆみがずいぶん楽になりますよね。
お湯で処理する
お湯にはシュウ酸カルシウムを分解する力があるので、お湯で処理するとかゆみが和らぎます。
生で食べるとかゆみが出やすいので、加熱してから食べるのがおすすめですよ。
かゆくならないための山芋の予防策って？
山芋を扱うときにかゆみを防ぐために、以下のような予防策が効果的です。
保護手袋を使用する
直接山芋に触れずに済むように、保護手袋を使いましょう。ただ、手袋をしていてもかゆみを感じることがあるので、ちょっと注意が必要ですね。
酢水で手を洗う
作業前に手を酢水で洗うと、かゆみを予防する効果がありますよ。
グリップ部分を保護する
すりおろし作業時にグリップ部分にキッチンペーパーを巻いたり、皮を残しておくことで直接触れずに済むので安心です。
冷凍してから加工する
山芋を冷凍してから皮を剥いてすりおろすとかゆみ成分が破壊されやすく、
かゆみが出にくくなるんです。
冷凍した山芋はとろとろの食感で、のどごしもよくなりますよ。
皮付きで楽しむ山芋の調理法とそのメリットって？
大和芋の皮を剥くのって結構手間がかかりますよね。それに、すりおろす時も滑りやすくてちょっと大変です。
でも、皮付きで調理すると、準備がぐんと楽になるんですよ。
皮を剥いて綺麗にする人も多いですけど実は皮には食物繊維やポリフェノールが豊富に含まれていて、これらの栄養を活かすためにも、皮付きで調理するのがおすすめなんです。
皮を活かした調理法でちょっと異なる食感や色合いを楽しむことができますが、土の味が苦手な方には少し合わないかもしれませんね。
皮付き山芋の調理、下準備ってどうする？
皮付きで大和芋を美味しく食べるためには、しっかりとした下準備が必要ですよ。
- しっかり洗う
大和芋は地中で育つので、土や細菌がついていることが多いんです。特に凹凸のある部分は、タワシを使って丁寧に洗いましょう。 - スプーンで汚れを取り除く
凹凸の部分の汚れは、スプーンでかき取るととても効果的です。もし気になる部分があれば、そこだけ皮を少し剥くこともできますよ。 - ヒゲ根の処理
ヒゲ根は直火でサッと炙り、キッチンペーパーで拭き取ると綺麗になります。IHコンロを使っている場合は、アルミホイルでヒゲを包んで焼くと簡単に処理できるんですよ。
山芋の上手な保存方法って何？
大和芋をたくさん買ったり、すぐに使い切れなかったりすることありますよね。
そんなときは正しい保存方法で品質を保つことが大切です。
未切断の山芋の保存法
未切断の大和芋は、風通しが良く暗い場所での保存が最適です。新聞紙でくるんでからビニール袋に入れておくと、湿度を保てて良いですよ。土がついたまま保存すると、なんと風味が保たれるんですよ。
切った後の山芋の保管方法
切った大和芋は、空気に触れないようにラップで包んで冷蔵庫で保管しましょう。
この状態で約1週間は持ちますが、風味は時間が経つにつれて落ちてしまうので、早めに使い切ることがおすすめです。
すりおろした山芋の冷凍保存法
すりおろした山芋は、平らにして保存袋に入れ、冷凍すると便利です。
必要な分だけ取り出して使うことができ、冷凍すると約1ヶ月は持ちます。ストックしておくと、いざという時にすぐ使えて便利ですよ。
手軽で美味しい山芋のおつまみレシピ
大和芋はとろろだけじゃなく、色々な料理に使えるんです。
今回は、簡単で美味しい大和芋を使ったレシピを紹介しますね。
レシピ１：山芋のチーズ焼き
●材料（2人分）
- 山芋：200g
- とろけるチーズ：100g
- 醤油：大さじ1
- バター：10g
- 一味唐辛子：少々（お好みで）
●作り方
- 山芋は皮を剥いて1cm厚さの輪切りにします。
- フライパンにバターを溶かし、山芋を並べて中火で軽く焼きます。
- 焼けたら、とろけるチーズをのせ、蓋をしてチーズが溶けるまで待ちます。
- チーズが溶けたら、醤油をかけて、お好みで一味唐辛子を振ります。
- チーズと醤油の相性が抜群で、山芋の甘みが引き立ちますよ。
レシピ２：山芋の冷やし中華風サラダ
●材料（2人分）
- 山芋：150g
- キュウリ：1本
- ハム：2枚
- 茹で卵：1個
- 中華ドレッシング：適量
●作り方
- 山芋は皮を剥いて細長く千切りにし、水にさらしてアクを抜きます。
その後、水気をしっかり切ります。 - キュウリは薄切り、ハムは細切りにします。
- 茹で卵を半分に切ります。
- 山芋、キュウリ、ハムをボウルに入れ、中華ドレッシングで和えます。
- 盛り付けて、上に茹で卵をのせて完成です。
- シャキシャキした食感が楽しめて、味もさっぱりしていて美味しいですよ。
これらのレシピを試して、山芋をもっと楽しんでみてくださいね。
新しい味の発見があるかもしれませんよ！
まとめ！山芋の新しいレシピで食卓を彩ろう
山芋はとてもユニークな食感が特徴で、色々な料理に活用することができます。
特に、皮付きで安全に食べる際は適切な加熱が必要ですが、それによってかゆみも防げるので安心ですね。
お好み焼きの具材として使っても、その風味が増して一層美味しくなりますよ。
山芋を使った簡単で新しいレシピをいくつか紹介してみましたが、
準備が簡単で忙しいときにもパパっと作れるのがいいですよね。
特におつまみにもなるチーズ焼きや、さっぱりとした冷やし中華風サラダは食感も楽しみながら味わうことができます。
これらのレシピを試してみて、山芋の新たな魅力をぜひお楽しみください。
毎日の食卓にちょっとした変化を加えることで、新しい味の発見があるかもしれませんよ。
山芋の可能性は無限大ですから色々なアレンジを試してみるのも楽しいですね。
