カカオトークを使っていると、「あっ、間違えて送っちゃった!」なんてこと、一度はありますよね。
誤って送信したメッセージや画像を削除したいと感じても、
- 「自分の画面だけで消えるのかな?」
- 「相手側でも削除できる?」
- 「時間が経っても取り消せるの?」
など、いろいろと気になる点が出てくるものです。
この記事では、カカオトークで送信したメッセージを削除・取り消す方法を、初心者の方にもわかりやすく解説しています。
削除の種類(自分のみ/相手側も含む)の違いや、取り消しができる時間の制限、操作時の注意点などもあわせて紹介します。
うっかり誤送信してしまっても、慌てなくて大丈夫。
ここで紹介する手順を知っておけば、カカオトークのメッセージ削除機能をしっかり活用でき、トラブルを未然に防ぐことができますよ。
※この記事の内容は一般的な操作説明であり、削除機能によって完全にデータが消去されることを保証するものではありません。
実際のプライバシー保護やトラブル対応については、公式サポートや利用規約をご確認ください。
メッセージを相手側からも削除する方法
誤って送信したメッセージを相手の画面からも削除したいときは、以下の手順で操作します。
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トークルームを開く
まず、該当のメッセージがあるトークルームを開きましょう。 -
削除したいメッセージを長押し
対象メッセージを長押しすると、いくつかの操作メニューが表示されます。 -
「削除」を選択
表示されたメニューから「削除」をタップします。 -
「全員のトーク履歴から削除」を選ぶ
次の画面で「自分のみ削除」と「全員のトーク履歴から削除」という2つの選択肢が表示されるので、必ず「全員のトーク履歴から削除」を選択してください。
この操作を行うことで、自分の画面だけでなく相手のトーク画面からもそのメッセージが削除されます。
もし誤って別の選択肢を押してしまうと、相手側にメッセージが残ったままになるため、落ち着いて慎重に操作しましょう。
「自分のみ削除」を選ぶとどうなる?
「自分のみ削除」を選んでしまうと、そのメッセージは自分のトーク画面からは消えますが、相手側には残り続けます。
つまり、自分だけ「削除された」と思っても、相手にはしっかり内容が見えている状態です。
さらにやっかいなのは、「自分のみ削除」を選んだあとには再度削除操作ができないこと。
メッセージ自体が自分の画面から消えてしまうため、取り消すチャンスを完全に失ってしまうのです。
誤ってこの操作を選ばないよう、「全員のトーク履歴から削除」という文言をしっかり確認してから進めましょう。
写真や画像を削除したい場合
誤送信してしまうのはテキストだけではありません。うっかり送った写真や画像も、削除したいときがありますよね。
カカオトークでは、画像や動画などのメディアファイルもテキストメッセージと同様に削除できます。
削除の手順はほぼ同じです。
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トーク画面で削除したい画像を長押しする
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メニューから「削除」を選択
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「全員のトーク履歴から削除」をタップ
この流れで、相手の画面からも該当の画像が消えます。
ただし注意点として、相手がすでに画像を保存していた場合は、その端末内のデータまでは消せません。
取り消し機能はあくまで「トーク画面上」の表示を消すだけであり、スマホに保存された写真までは削除できない仕組みです。
そのため、画像を誤って送信してしまった場合は、できるだけ早く削除操作を行いましょう。
相手が保存していないうちに取り消せれば、トラブルを防げる可能性が高くなります。
取り消しには「5分ルール」がある
カカオトークの送信取り消しには、送信から5分以内という厳しい時間制限があります。
この制限を過ぎてしまうと、どんな理由があっても取り消しはできません。
例えば、LINEでは24時間以内なら取り消しが可能ですが、カカオトークはそれよりもはるかに短い5分間のみ。
この短い猶予の中で削除操作を行わなければ、相手の画面からは消せなくなります。
誤送信に気づいたら、ためらわずすぐに削除ボタンを押すことが大切です。
「あとでやろう」と思っているうちに時間が過ぎてしまうケースが多いので、即行動を意識しましょう。
削除後、相手の画面ではどう表示される?
「全員のトーク履歴から削除」を実行すると、相手の画面には
「〇〇さんがメッセージを取り消しました」
という通知が表示されます。
つまり、メッセージの内容自体は消えても、「何かを削除した」ということは相手に知られてしまうのです。
グループトークの場合、この通知は参加している全員に表示されるため、より目立ってしまう可能性があります。
そのため、削除を行うタイミングにも注意しましょう。
また、相手が通知プレビューをONにしている場合は、取り消す前にメッセージ内容の一部がロック画面に表示されていることもあります。
削除したあとでも、すでに通知で見られている可能性がある点を理解しておきましょう。
5分を過ぎてしまったら?
もし5分の制限時間を過ぎてしまった場合、残念ながら取り消し機能は使えません。
その場合は、正直に「間違えて送ってしまいました」と伝えるのが最善策です。
誤送信を無理に隠そうとすると、かえって誤解を招くこともあります。
素直に説明すれば、相手も事情を理解してくれるでしょう。
特に仕事関係のやり取りでは、早めのフォローが信頼につながります。
削除したメッセージは復元できる?
一度削除したメッセージを元に戻すことは、基本的にはできません。
ただし、バックアップを取っている場合に限り、トーク履歴を復元できる可能性があります。
カカオトークでは、iCloud(iPhone)やGoogleドライブ(Android)にデータをバックアップできる機能があり、アプリを再インストールした際に復元が可能です。
重要なやり取りを行う機会が多い方は、定期的にバックアップを取っておくと安心ですね。
ただし、削除後にバックアップしても意味がないため、あくまで「削除前の状態」を保存しておく必要があります。
取り消しがうまくいかないときの原因
送信取り消しができない場合、次のような原因が考えられます。
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送信から5分以上経過している
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アプリが古いバージョンのままになっている
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通信が不安定でサーバーに反映されていない
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オープンチャットなど、一部のトークルームでは制限がある
これらの多くは、アプリのアップデートや通信環境の改善で解決できます。
削除がうまくいかないときは、まずアプリを最新版に更新し、Wi-Fiやモバイル通信が安定しているかを確認してみましょう。
削除前に確認しておきたいチェックリスト
削除を行う前に、以下の5つのポイントを確認しておくと安心です。
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送信から5分以内か?
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通信環境は安定しているか?
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「全員のトーク履歴から削除」を選んでいるか?
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相手が通知で内容を見ていないか?
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写真の場合、相手が保存していないか?
これらを意識しておくだけで、削除操作の失敗を防げます。
特に誤送信が起きやすいトーク(複数人チャットや仕事関連)では、このチェックを習慣にしておくと安心です。
まとめ
カカオトークの送信取り消しは便利な機能ですが、「5分以内に操作」という短い制限があるため、素早い判断が欠かせません。
また、「全員のトーク履歴から削除」を選ばないと相手側には残ってしまうため、操作時は慎重に行いましょう。
写真や画像も削除できますが、相手が保存していた場合は完全に消すことはできません。
さらに、削除後は「〇〇さんがメッセージを取り消しました」という通知が残るため、完全に痕跡を消すことは不可能です。
最も大切なのは、送信前に内容をしっかり確認する習慣をつけること。
それでも間違えてしまった場合は、慌てずこの記事の手順を思い出して冷静に対応しましょう。
カカオトークの取り消し機能を正しく使いこなせば、うっかりミスのストレスも大きく減らせます。
トークのやり取りをより安心して楽しむためにも、今のうちに操作方法を覚えておくと安心ですよ。
※「カカオトーク」はKakao Corp.の登録商標または商標です。
本記事は公式情報ではなく、一般的な利用方法を紹介するものです。
