固めのトマト、どうする？やわらかくするコツ＆おいしく食べきるアイデア集！

「思ってたよりトマトがかたくて、ちょっと使いにくいな…」なんてこと、ありますよね。

サラダに使いたいのにシャキッとしすぎていたり、スープに入れてもなんだかなじまない…。

そんなときも大丈夫。

実は、かためのトマトでもちゃんとおいしく仕上げる方法があるんですよ。

この記事では電子レンジを使って短時間でやわらかくするテクニックや、かたいままでもおいしく楽しめるレシピの工夫、さらにミニトマトにも応用できるちょっとしたアイデアまで、すぐに実践できる方法をご紹介していきます。

「かたいからハズレだった…」なんて思わずに、トマトの個性を活かしておいしく味わってみましょう！

固いトマト、どうする？やわらかくするコツとおいしく食べる方法

固いトマトに当たったとき、どうしたらいい？

スーパーで買ってきたトマト、切ってみたら思ったより固かった…そんなこと、ありますよね。

まだ熟しきっていない状態だと、料理に使いにくくて困ってしまいます。

そんなときは、バナナやリンゴのように“エチレンガス”を出す果物と一緒に紙袋に入れて、室温で数日置いてみましょう。自然に熟して、甘みとやわらかさが増してきますよ。

紙袋がなければ、新聞紙でくるんで代用してもOKです。

ちなみに、保管する場所の温度にもひと工夫が必要なんです。

20〜25℃くらいがちょうどよく、冷蔵庫に入れてしまうと熟成のスピードが落ちるので注意してくださいね。

加熱すれば一変！固いトマトもおいしく変身

食べたときにちょっと硬さが気になるトマトでも、加熱調理をすると一気に変わるんですよね。

例えば、トマトソースやラタトゥイユのような煮込み料理に使えば、じんわりやわらかくなって、うまみが全体に広がります。

オーブンで焼いたり、グリルで炙るのもおすすめ。表面が香ばしくなって、中はジューシーな仕上がりに。固いトマトだからこそ、加熱したときに味がしっかり立つんです。

時間がないときは電子レンジでサッと！

「すぐに使いたい！」というときは、電子レンジを使った時短テクニックがおすすめです。

トマトにフォークで数か所穴をあけて（破裂防止のため）、ふんわりとラップをかけたら、500Wで30秒〜1分ほど加熱。これだけで果肉がふっくら柔らかくなります。

皮をむきたいときは、加熱後すぐに冷水につけると、スルッと簡単にむけて気持ちいいですよね。

パスタソースや炒めものなどに使う前の下ごしらえとしても便利です。

固さを活かしたアレンジもアリ！

ここまでやわらかくする方法を紹介してきましたが、逆に“かたいからこそおいしい”料理もあるんですよね。

たとえば、スライスしてモッツァレラチーズと一緒に並べるカプレーゼや、オリーブオイルでさっと炒めてシャキッと感を残す一品など、歯ごたえがアクセントになります。

一方でスープや煮込み料理に使えば火を通すことでじんわりとろけて、全体にやさしいコクが出るのも魅力です。

料理の種類や食べたい食感に合わせて、かたいトマトを上手に使い分けることで食卓のレパートリーもグッと広がりますよね。