お風呂のふたが壊れてしまったり、カビや汚れが気になって「買い替えたいけど、意外と高いな…」と思ったことはありませんか?
そんなときに役立つのが、身近な100均アイテムです。
最近では、お風呂用品として使えるグッズが豊富にそろっていて、ちょっとした工夫で純正ふたの代わりになるものもたくさんあります。
この記事では、100均で手に入るお風呂のふた代用品をわかりやすく紹介します。
どんな商品を選べばよいのか、実際に使うときのコツや注意点まで、初心者の方でもすぐに実践できる内容でまとめました。
お風呂のふたが壊れた・汚れた!そんな時どうする?
純正のお風呂のふたを買い替えると、サイズによっては数千円〜1万円以上することもありますよね。
でも、代用品をうまく活用すれば、コストを抑えながらしっかり保温や衛生を保つことができます。
ただし、完全密閉が必要な場合や、長時間お湯をためておく場合は注意が必要です。
この記事では、あくまで「一時的な代用」や「節約目的」で使える実用的な方法を紹介します。
100均で見つかる!お風呂のふた代用品おすすめ5選
代用品①:アルミ保温シート(ダイソー)
軽くて扱いやすく、浴槽サイズにカットして使える便利なシート。
断熱素材のため、ある程度の保温が期待できます。
シートの柔軟性があるため、折りたたんで収納できる点も人気の理由。
お湯の温かさを長時間キープしたい方や、冬場に光熱費を節約したい方にぴったりです。
代用品②:ジョイントマット(セリア)
柔らかくクッション性があり、カラフルでかわいいデザインも豊富。
お子さんがいるご家庭でも安心して使えます。水はけがよく乾きやすいので、湿気のこもりやカビの発生を防ぐ効果も。
複数枚を組み合わせて自由にサイズ調整できるのも魅力で、浴槽の形に合わせて簡単にカスタマイズできます。
代用品③:プラ段ボード(キャンドゥ)
軽くて強度があるため、DIY感覚でサイズを調整しやすい素材です。
カッターで簡単に切れるので、浴槽の幅や形状に合わせてピッタリフィット。
断熱性も比較的高く、長期的に使いたい人にもおすすめです。
耐久性に優れており、濡れても変形しにくいのが特徴です。
代用品④:シリコンキッチンマット(ワッツ)
防水・防カビ仕様で衛生的。使用後にサッと洗えるのも魅力です。
柔らかくしなやかな素材なので、折りたたんで収納でき、狭い浴室でも邪魔になりません。
耐熱仕様の商品を選べば、熱いお湯でも使いやすい場合があります。
ただし、素材や商品によっては変形・劣化の可能性があるため、使用前に表示を確認してください。
毎日の掃除の手間を減らしたい方にも最適です。
代用品⑤:ビニールテーブルクロス(ダイソー)
お湯を冷まさず保温できる簡易シートで、見た目もシンプル。
汚れたら拭き取るだけで清潔に使えるため、お手入れがラクです。
薄手で軽量なので扱いやすく、使い捨て用途にもぴったり。
防水性が高く、応急的に使いたいときや旅行先の簡易カバーとしても重宝します。
店舗別おすすめ比較
| 店舗名 | 特徴 | おすすめアイテム例 |
|---|---|---|
| ダイソー | サイズ展開が豊富で全国どこでも入手しやすい。大型店では浴室用品のコーナーも充実しており、季節ごとの新商品が多く、代用品を探すのにも便利。 | アルミ保温シート、クロス類、吸盤付きアイテム |
| セリア | デザイン性が高く、ナチュラルテイストや北欧風などおしゃれなアイテムが多い。見た目にもこだわりたい方におすすめ。 | ジョイントマット、カラーシート、木目調マット |
| キャンドゥ | DIY向け素材が多く、手作り派に人気。加工しやすい商品が多いので、浴槽サイズに合わせた自作ふたづくりに最適。 | プラ段ボード、カッティングシート、断熱ボード |
| ワッツ | 実用重視のアイテムが中心で、機能性や耐久性を重視する人に好評。取り扱い店舗によっては衛生用品との組み合わせ提案も。 | シリコンマット、防水マット、収納ネット |
各店舗の特徴を理解しておくと、求める素材や機能に合わせた選び方がしやすくなります。
たとえば、デザイン性重視ならセリア、保温力重視ならダイソー、耐久性を重視するならキャンドゥといったように、自分の目的に応じて選び分けましょう。
また、同じ商品でも店舗によってサイズや厚みが異なることがあるため、購入前に実物を確認するのが安心です。
代用品を上手に使うコツ
お風呂のふた代用品を使うときは、以下のポイントを意識しましょう。
- 湯気を閉じ込めるように、しっかり重ねることで保温力アップ。
特にアルミシートなどは重ね方次第で温度保持が変わります。
お湯をはった後、すぐにふたを閉めることで湯冷めを防ぎ、光熱費の節約にもつながります。 - 使用後は水気を拭き取り、壁に立てかけて自然乾燥させることが大切です。
濡れたまま放置するとカビやぬめりの原因になるので、柔らかい布や吸水クロスを使って丁寧に拭き取りましょう。
特に冬場や湿気の多い季節は、換気扇を回して風通しをよくするのもおすすめです。 - 定期的に除菌スプレーやアルコールで清潔を保ち、カビの発生を防ぐようにします。
週に数回、ふたの裏面や隙間部分を軽く拭くだけでも衛生状態が大きく変わります。
さらに、重曹やクエン酸を使ったナチュラルクリーニングを取り入れると、環境にも優しく安心です。
※重曹やクエン酸は安全に使える身近な素材ですが、混ぜずに別々に使用するよう注意しましょう。
※除菌スプレーなどを使用する際は、換気を十分に行い、取扱説明書の注意事項を守ってください - 週に一度は日光に当てて乾かすことで、長持ちしやすくなります。
直射日光が難しい場合は、浴室のドアを開けて自然乾燥させたり、サーキュレーターを使って風を当てるのも効果的です。
素材によっては紫外線で変色することもあるので、短時間の日干しがおすすめです。
これらのケアを丁寧に続けることで、100均アイテムでも清潔で長持ちする実用的なふた代用品として活躍します。
毎日のバスタイムを気持ちよく過ごすために、ぜひ小さな習慣として取り入れてみてください。
代用品のメリット・デメリット
メリット
- とにかく安くて手に入りやすい。100円〜500円前後で気軽に購入できるため、急な破損や汚れにもすぐ対応できます。全国どこでも手に入る点も安心です。
- 軽くて掃除が簡単。
お風呂のふたを持ち上げたり洗ったりするのは意外と大変ですが、100均代用品なら片手でも扱えるほど軽量。
汚れが付きにくい素材も多く、サッと拭くだけで清潔を保てます。 - カスタマイズしやすい。
カットしてサイズを調整できる素材が多く、浴槽の形状や用途に合わせて自由にアレンジ可能。
デザイン性のあるシートやマットを組み合わせれば、見た目も自分好みに演出できます。 - 純正ふたより柔軟性があるので、折りたたみ収納ができる。
限られた浴室スペースでも邪魔にならず、衛生的に保管しやすい点も魅力です。 - さらに、汚れたり破れたりしても買い替えやすく、常に新しい状態で清潔に保てるのも嬉しいポイントです。
デメリット
- 耐久性や密閉性はやや劣る。
軽量で柔らかい分、強度が弱く、長期間の使用で劣化しやすい傾向があります。
保温効果も純正ほどは高くないため、短時間の入浴に向いています。 - 長期間の使用には不向き。頻繁に折りたたむことで破れたり、素材が歪んだりすることがあります。
湿気がこもる浴室ではカビが発生しやすいので、こまめな手入れが必要です。 - 見た目の高級感には欠けるため、インテリア重視の方にはやや物足りないかもしれません。
- 素材によっては熱に弱いものもあるため、高温のお湯をためる場合は注意が必要です。
純正ふたとの比較表
| 項目 | 純正ふた | 100均代用品 |
| 価格 | 約5,000〜10,000円 | 約200〜500円 |
| 耐久性 | 高い(数年) | 中〜短期(数ヶ月〜半年) |
| 掃除のしやすさ | やや面倒(溝に汚れがたまりやすい) | 簡単で衛生的(フラットで拭きやすい) |
| デザイン | 浴槽にフィット、統一感あり | シンプルで応急対応向け、カスタマイズ可 |
| 保温性 | 高い | 中程度、重ね方で改善可能 |
| 収納性 | かさばりやすい | 折りたたみ可能でコンパクト |
| 交換のしやすさ | 高価なため買い替えにくい | 手軽に買い替えでき、衛生的 |
選び方のポイント
- 浴槽のサイズを測ってピッタリの大きさを選ぶ
- 防水・防カビ性のある素材を選ぶ
- 軽くて扱いやすいものを選ぶ
- 素材の厚みや柔軟性も確認し、使いやすさと耐久性のバランスを重視する
- シリコンやポリエチレンなど、湿気に強くて清潔を保ちやすい素材を選ぶのもおすすめです。使用環境によっては、断熱効果や防臭性があるタイプを選ぶとより快適です。
家族構成に合わせた選び方
- 小さいお子さんがいる場合:
やわらかくて安全な素材を選ぶ。
角がとがっていないものや、誤って倒れてもケガの心配がない軽いタイプがおすすめです。お湯の温度が高くなりすぎないよう、熱に強くても触れて安全な素材を意識しましょう。 - 高齢者の方が使う場合:
軽くて持ちやすいものを選ぶ。片手で扱えるサイズや重さを意識し、滑りにくい表面加工がされているものが理想です。
転倒防止のためにも、すぐに取り外せて簡単に掃除できるタイプを選ぶと安心です。 - 共働きや忙しい家庭:
掃除や乾燥の手間が少ないアイテムを選ぶ。
防カビ加工が施されたものや、速乾性のある素材が便利です。 - ペットを飼っている家庭:
引っかき傷がつきにくい素材を選ぶと長持ちします。
実際の口コミ・レビュー
「ダイソーのアルミシートを使ってみたけど、思った以上に保温効果がある!」
「ジョイントマットで代用したら掃除がラクになった」
「すぐに破れたけど、200円なら納得」など、口コミもさまざまです。
SNSでも
「#お風呂DIY」
「#100均便利グッズ」
といったタグで、多くの人が実例を投稿しています。
使う前にSNSで検索してみるのもおすすめですよ。
番外編:お風呂のふたを使わない派の工夫
ふたの代用品を使わない場合でも、少しの工夫で快適に過ごせます。
たとえば、浴室の温度を一定に保つ工夫をしたり、湿気対策を徹底することで、快適さをキープすることができます。
- お湯をためた後に断熱カーテンをかけることで、湯気を逃がさず室温も維持できます。
ホームセンターや100均でも手に入る断熱カーテンは、光熱費の節約にもつながります。 - 浴室乾燥を使って湿気を逃がすことで、カビの発生を防げます。
特に梅雨や冬場は湿気がこもりやすいので、入浴後に数十分間乾燥モードを使うのがおすすめです。 - お湯を長く保つなら追い焚き設定を活用する。
設定温度を1〜2℃低めにし、タイミングを見計らって再加熱すれば、無駄なエネルギーを抑えながら快適に入浴できます。 - 浴槽に保温シートを浮かべておく方法もあります。
専用のふたがなくても熱を逃がしにくく、短時間の保温には十分効果的です。 - 入浴後に冷水シャワーで浴槽の壁を流しておくと、湯気による湿気が減り、カビ防止にもなります。
これらの工夫を組み合わせれば、ふたがなくてもお風呂の温度を保ちつつ、清潔で快適な空間を維持することができます。
毎日の習慣に少し取り入れるだけで、節約にもつながります。
まとめ
100均のアイテムでも、お風呂のふた代用品として十分使えるものがたくさんあります。
コストを抑えつつ、清潔で快適なバスタイムを保つには、ちょっとした工夫が大切です。
さらに、代用品を使わずに保温や衛生を維持する方法も知っておくと、生活の幅が広がります。
自分の生活スタイルに合ったアイテムや方法を選び、環境にもお財布にもやさしいお風呂時間を楽しんでくださいね。
※この記事は一般的な情報提供を目的としており、商品の効果や使用結果を保証するものではありません。使用環境や素材の特性により、結果が異なる場合があります。
※本記事の内容は一般的な家庭向け情報であり、製品の使用結果や効果を保証するものではありません。素材や使用環境によって結果が異なる場合があります。
火傷・変形などの事故を防ぐため、使用前に必ず商品の表示を確認してください。
